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「tsumiki」プロジェクトの実現にあたっては、若いエネルギーが集まって生まれるワクワク感のような、新たな魅力の創出が鍵となります。そのためには、行政だけでなく、宮城大学をはじめとした様々な仲間を巻き込んだ連携事業として組み立てる必要がありました。そこで、まず「tsumiki」をつくるための「Rifu-Co-Labo」という施設づくりのワークショップチームを立ち上げましたが、このワークショップチームが、「tsumiki」実現までの重要なメンバーとなりました。私は以前、利府町から宮城大学に3年間出向して働いていて、その時に縁のあった風見先生・佐々木先生に相談し、当時、宮城大学の大学院に所属していた桃生さんや、本学冊子のデザインを多く手掛ける渡邉武海さんが所属していた(一社)GrannyRideto、彼らを巻き込んだ「Rifu-Co-Labo」ワークショップをつくりました。 ※左から桃生和成、渡邉武海、櫻井氏、鎌田功紀政策班長(現秘書政策室長)、佐々木秀之准教授 このワークショップには、町内の若者が参加したほか、宮城大学の学生も多く参加してくれました。町と大学、民間、そして町民が一体となって、施設の機能、デザイン、名称やロゴマーク、使用料金などを話し合ったことが成功の鍵だったと思います。 ――プロジェクトを進める上で苦労された点などはありますか? すべてがとんとん拍子に進んだわけではなく、正直なところ、庁内部の調整や議会への説明などには相当な労力を要しましたし、精神的にも疲れました。当時の上司である鎌田功紀政策班長(現秘書政策室長)からは「辞表1枚と顛末書5枚を胸ポケットに入れながらでもこのプロジェクトは進めよう」との熱い励ましを受けて進めました。 スケジュールの話をすると、このプロジェクトを立ち上げたのが6月で、「tsumiki」のオープンは同じ年の11月。正直、あり得ないスケジュールです(笑)それでも、6か月の間に住民意見を取り入れながら実施設計を行ない備品発注までして建設をすすめ、条例も整備し、オープンすることができました。風見先生にはプロデューサーとして、実働として佐々木先生をはじめとした学生たちの力を借りるなど、様々な場面で宮城大学の協力を得て、2016年11月19日になんとか「tsumiki」をオープンすることができました。特に佐々木先生とは、時には喧々諤々とした議論で熱いエネルギーをぶつけ合うことができ(笑)、プロジェクト推進の立役者のひとりとなっていただいたことを感謝しています。 ――「tsumiki」のユニークな点や、大切だと考えるポイントはどのようなところでしょうか こういった施設づくり、通常は行政が内容を考えて民間業者に建築を発注することが多いのですが、「tsumiki」では、施設づくりの初期の時点で、住民に意見やアイデアを出し合っていただきました。これによって、参加者たちのマインドが「行政がやる取組」ではなく「自分たちがやる取組」というように「自分事」に思ってもらえたことがとても重要だったと思います。話し合いを熱心に重ねることで、若い世代の柔軟な発想とデザインを取り入れることができた。このポイントに関しては、施設のオープン以降においても大切にすべき視点だと感じています。行政職員の視点からすると本当は「完璧に出来上がった状態」で運営をスタートしたかったのですが、「tsumiki」はそうではなく、オープン当初はテーブルや椅子の調達やレイアウトに頭を抱えていました。ところが、あるイベント終了後、桃生さんが「みなさん、明日の『tsumiki』のレイアウトは皆さんにお任せしますので、並べ替えを手伝ってください」と言ったことで、気づかされたことがあります。 「tsumiki」はみんなの施設なので、みんなが使いやすいようにすればよい、必要なものがあればみんなで考え、足りないものがあれば協働してつくりましょうということです。行政がすべて完璧にやってしまうのではなく、利用者や住民が自分たちで行なえる「まちづくりの余白」を残すこと、このポイントは、オープンから4年が経つ今でも大切にしています。 ――今後の「tsumiki」利活用のための構想などについてお聞かせください 「tsumiki」は大きな費用をかけて建築し、大きなランニングを要するこれまでの公共施設と異なり、使い方自由なワンルームの空間で、費用を抑えながら施設の機能をしっかりと果たしています。「つみきで遊ぶように使い方は自由。みんなで積み上げたり、重ねたり、組み合わせたりするうちに、新しい形が生まれます。」というコンセプトのとおり、「まちづくりの余白」を大切にしながら、住民や利用者が自分たちでその機能や設備を付け加えたり、変えたりしていくことで、持続可能な施設運営を行なえる新しい公共施設の先進的な事例です。 また、ワークショップの時に参加者が「公共施設ってなんか行きにくいかも」という発言が胸に残っていて、カフェ的な雰囲気づくりを心掛けました。「これからの行政にはデザインの力も重要になる」ということを、宮城大学への出向時に学んでいたので、若い世代が集まる場とするためには、このようなデザインの観点も必要ではないかと思います。この4年間をみると、確実に新しい何かが生まれてきたと感じられることが、利府町のまちづくりにおいて大きな成果だと思います。仙台市のベッドタウンという満足度の高い暮らしに「ワクワク感」がプラスされることは、まちの活性化につながると思いますし、このワクワク感をこれからも少しずつ広げていくことが今後の課題だと考えています。 グッドデザイン賞とは グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまで受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。 研究者プロフィール ・風見 正三 (事業構想学群 教授)東北から日本の未来を発信するための持続可能な地域づくりの研究や実践を進めています。地域の真の豊かさを追求していくコミュニティビジネスの視点から持続可能な地域産業やライフスタイルの在り方を考察し、コモンズ社会の創造に取り組んでいます。21世紀は、地域の人々が主体となり、個人も地域も共に豊かになるシナリオを実現する時代です。こうした目標に向けて、コモンズの視点やコミュニティビジネスの手法から様々な地域で持続可能な地域創造プロジェクトを提案・実践し、地域主体のまちづくりによるサステイナブルコミュニティの実現を目指していきます。・佐々木 秀之 (事業構想学群 准教授)地域の資源・歴史を活かしたまちづくり・地域ビジネス・地域コミュニティの創造に、理論と実践の両面から取り組んでいます。東日本大震災後は「ソーシャルビジネスによる社会起業家の育成」「まちづくり協議会における復興地区まちづくり計画の策定支援」「ウェブサイトを活用したデジタルアーカイブシステムの開発」「復興地元学事業」等を実施しています。 <参考>「森の学校」プロジェクトが2020年度日本環境共生学会学会賞2部門受賞/学生による風見正三研究室の紹介ビデオが公開されています風見正三研究室が「森の学校」基本構想で第26回日本不動産学会長賞を受賞​​​​​​​風見研究室・佐々木研究室による「富谷しんまち活性化プロジェクト」宮城大学×富谷市2/7 七ヶ宿町総合計画ワークショップを開催しました3年ぶりに復活する「Rifu-Co-Laboみんなの未来づくりワークショップ」9/7-8 Reborn-Art Festivalとの協創プロジェクトを石巻市荻浜で実施しました​​​​​​​ 学群・大学院等 看護学群 看護学類 >国際看護プログラム >災害看護プログラム >専門職連携教育(IPE) >老年看護学領域 >みやぎテレナース育成プログラム >スキルスラボ 事業構想学群 事業プランニング学類 地域創生学類 価値創造デザイン学類 >DDXリスキリングプログラム 食産業学群 生物生産学類 フードマネジメント学類 基盤教育群 フレッシュマンコア 学群・学類での学び 大学院 看護学研究科 事業構想学研究科 >MYU dialog 食産業学研究科 地域連携 実践教育プログラム シラバス検索 履修ガイド・学則等 教育情報 科目等履修生 研究生 学都仙台単位互換ネットワーク シラバス検索 履修ガイド・学則等 教員免許状更新講習 教職課程における公開情報 教育に関する公開情報 教員紹介 教職員募集 資料請求 相談フォーム 大和キャンパス 〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1番地1 宮城大学事務局(大学全般) Tel 022-377-8205(代表) Fax 022-377-8282 太白キャンパス 〒982-0215 宮城県仙台市太白区旗立二丁目2番1号 宮城大学事務局(太白事務室) Tel 022-245-2211(代表) Fax 022-245-1534 大学について ニュース 入試情報 学群・大学院等 研究 地域連携 学生生活 高大連携事業 国際交流・留学 キャリアサポート ラーニング・コモンズ 学術情報センター(図書館) 教員紹介 宮城大学シーズ集 資料請求 交通アクセス お問い合わせ プライバシーポリシー サイトマップ 学内サイト English © MYU All Rights Reserved.

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