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OTEMON View 追手門学院大学 ニュースの面白さは、見方次第 ー独自視点の厳選コンテンツー Presented by 追手門学院大学 検索: 社会とくらし グローバル スポーツと文化 こころとからだ IT・メディア 地域・観光 OTEMON VIEWについて サイトポリシー 追手門学院大学HPへ 取材などのお問い合わせ FOLLOW US 検索: 追手門学院大学HPへ HOME > 地域・観光 > 【アフターコロナ・後編】サテライトオフィスとワーケーション!リモート化で地方自治体の戦略も変わる? 2020.06.18 OTEMON VIEW編集部 地域・観光 【アフターコロナ・後編】サテライトオフィスとワーケーション!リモート化で地方自治体の戦略も変わる? 藤原 直樹 (ふじわら なおき) 追手門学院大学 地域創造学部 地域創造学科 准教授 博士(商学)専門:地域政策 イノベーション インバウンド グローバル化 ワーケーション 自治体 (写真:PIXTA) 新型コロナウィルスによる世界規模の移動制限で、グローバル化の流れに変化が生まれています。前回、アフターコロナ時代の自治体に求められる海外戦略について話を伺った、地域創造学部の藤原直樹先生に引き続き解説してもらいました。 前編の記事はこちら今回は、リモート化に伴う自治体戦略とグローバル化に向けた人材育成がテーマです。 INDEX進むリモート化と自治体戦略オンラインのつながりワーケーションの受け皿としての地方のサテライトオフィスコラボレーションオフィス国際化戦略と人事システム新しい時代のキャリア育成イノベーションと個の力まとめ 進むリモート化と自治体戦略 ワーケーション用の貸し出しオフィス(和歌山県白浜町) オンラインのつながり (編集部)新型コロナウィルスの影響で、状況に変化はありますか。 (藤原先生)私自身も海外出張がすべてキャンセルになってしまったのですが、今は逆に海外とのウェビナーやテレビ会議の機会が非常に増えています。部屋にこもりながらも、前よりも海外とつながっている感覚です。 コロナウィルスの影響で人々が分断されているという意見もありますが、こうしてオンラインでのつながりが増えているのも事実です。これまでは、テレワークはどうしても必要な時の手段でしかなかったわけですが、コロナウィルスの影響で今や主役になりつつあります。テレワークの拡大で、地方が海外とつながる可能性も伸びているのではないでしょうか リモート化によるコミュニケーションの変化については、国際教養学部の高垣伸博先生が詳しく話されている記事があるので、こちらも参考にしてください。 ワーケーションの受け皿としての地方のサテライトオフィス (編集部)これから社会はどのように変わるのでしょうか? (藤原先生)感染が収束すればある程度は元に戻ると思いますが、リモート化の流れは続くと思います。 既にワーケーション※ の動きも拡大しています。和歌山県の白浜は、ハワイのワイキキと姉妹ビーチ提携を結び、観光が目玉の地域ですが、保養所だった施設がバブル後にたくさん余ってしまいました。その施設をレンタルITオフィスとして活用しはじめたのですが、5年ほど前にアメリカの有名企業が入居すると日本の企業もどんどん入居するようになり、最近3つ目の施設整備が決定したところです。この事例からみても今後、地方のサテライトオフィスがさらに増えていくでしょう。 ※ワーケーション(Workation)とは、仕事のワーク(Work)と休暇のバケーション(Vacation)を組み合わせた造語。 コラボレーションオフィス (編集部)変化の中で、国や自治体にはどんな方針が求められるのでしょうか? (藤原先生)国に求められるのは、まず光ファイバーのような通信環境をはじめとするインフラ整備。労働時間の管理や、ハンコをどうするかといったような全国的なルールづくりも必要です。 地方自治体は、テレワーカーを2種類に分けて考えるべきでしょう。1つ目は、企業務めで地方に転勤してくる人たち。企業務めのテレワーカーには、サテライトオフィスやテレワークセンターといった施設が必要です。企業誘致といえば工場の誘致が主でしたが、今後は大企業のサテライトオフィスを誘致する方向に変わっていくでしょう。 2つ目のテレワーカーは、自営業やフリーランスです。すでに始まっている取り組みとして、那覇の「コワーキングオフィス」があります。この施設は、地元の会社の人や県外企業から転勤してきた人、そしてフリーランスの人が同じ場所で仕事をすることで、おもしろいコラボレーションが生まれることを期待して作られました。フリーランスのテレワーカーたちを呼び込むためには、彼らが働きやすい環境づくりが求められるでしょう。 国際化戦略と人事システム (写真:PIXTA) 新しい時代のキャリア育成 (編集部)先生が実現を期待する未来の日本の姿について聞かせてください。 (藤原先生)一人ひとりの個性を見出し、クリエイティブな社会になることが望ましいです。口先だけのグローバル化ではなく、多様性を認められるよう日本人の意識改革がされることを期待しています。 日本では、大学を卒業して就職したらまず現場を経験して、それから異動を繰り返しながら管理職に昇進していくというのがキャリアの成功パターンでした。特に行政機関はジェネラリスト志向で、だいたい3年ごとにまったく別の部署に異動していきます。これだと、一人ひとりの専門性が育ちません。 また海外だと、自治体の職員は専門性を軸にして自治体や国の機関を渡り歩いています。このように専門職として組織を移っていくような働き方が日本でも広がればいいですね。組織を移る選択がしやすくなれば、パワハラやセクハラも回避できると思います。 イノベーションと個の力 (編集部)未来に向けて、大学での人材育成で心がけていることはありますか? (藤原先生)先日、ゼミ生たちとオンライン飲み会をしたんです。その時に、コミュニケーション力の差はオンラインでも現れるということを痛感しました。テレワークでも個人の能力の差は明らかでしょう。ですから、そうした環境で必要になるプレゼンテーション能力や論理的に話す能力を重点的に鍛える必要がありますね。英語も今後一層大事になると思います。 イノベーションを起こすためには、競争の中でアイデアを出していく必要があります。そのためにも、コロナ後の時代にはいかに「個の力」を高めるかが重要になってくるでしょう。そうした環境下で、働き手のモチベーションを維持し、組織としての集団学習の能率を上げるためにも、個人の本質的な価値に重きを置く人事システムや評価制度への変革が強く求められます。 まとめ 民間企業から自治体、そして大学へと活躍の場を変えてきた「ひとり産官学連携」の藤原先生。まさにアフターコロナの世界で求められる働き方を体現しています。企業がイノベーションを起こし、自治体のサポートのもとで海外へ進出する流れが加速するよう、テレワークやワーケーションでもキラリと光る個の力を備えた人材が育つ社会への転換が望まれます。 この記事をシェアする! プロフィール 藤原 直樹 (ふじわら なおき) 追手門学院大学 地域創造学部 地域創造学科 准教授 博士(商学)専門:地域政策 2015年 大阪市立大学 経営学研究科 博士課程修了 2017年~ 追手門学院大学 地域創造学部 地域創造学科 准教授 主な著書に『グローバル化時代の地方自治体産業政策』(2018年 国際公共経済学会学会賞受賞) 等 研究略歴・著書・論文等詳しくはこちら 取材などのお問い合わせ先 追手門学院 広報課電話:072-641-9590メール:[email protected] 追手門学院大学HPへ HOME > 地域・観光 > 【アフターコロナ・後編】サテライトオフィスとワーケーション!リモート化で地方自治体の戦略も変わる? 関連記事こちらの記事もおすすめです! 2024.03.12 地域・観光 北陸新幹線延伸に湧く敦賀。歴史地理学者がよみとく水陸交通の時代的変遷 OTEMON VIEW編集部 南出 眞助 2024.01.31 スポーツと文化 大改造の街パリ、オリンピックで「花の都」は「木の都」へ OTEMON VIEW編集部 文学部 青島 啓太 2023.09.07 地域・観光 ポストコロナの旅は「持続可能」な観光へ!サステナブルツーリズム最前線 OTEMON VIEW編集部 地域創造学部 岡田 美奈子 2023.05.12 地域・観光 もはや地域のプロデューサー。高まる地方公務員への期待。 OTEMON VIEW編集部 地域創造学部 藤原 直樹 2023.03.29 地域・観光 保存か展示か活用か。コロナ禍、電力高騰が突きつける博物館の未来 OTEMON VIEW編集部 心理学部 瀧端 真理子 人気の記事よく読まれている記事! 1 2021.09.02 地域・観光 死海文書とは何か。日本語訳プロジェクトに携わる研究者が明かす、その全貌92075Views OTEMON VIEW編集部 基盤教育機構 加藤 哲平 2 2022.10.07 社会とくらし 男女平等ランキングはなぜ低い?日本のジェンダーギャップ解消に求められる家族観・政策の視点60615Views OTEMON VIEW編集部 法学部(2023年4月開設) 三成 美保 3 2021.03.05 社会とくらし 「半沢直樹」になれない現代人へ。「感情資本」は社会を生き抜くヒント。感情のコントロールとは。33476Views OTEMON VIEW編集部 社会学部 山田 陽子 4 2020.08.24 こころとからだ すぐそばにある薬害問題。「薬害根絶デー」に考える薬害被害について28416Views OTEMON VIEW編集部 社会学部 蘭 由岐子 5 2020.08.03 こころとからだ 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開へ。精神科医研究者が考察!エヴァは悩める若者の象徴か!?24688Views OTEMON VIEW編集部 心理学部 溝部 宏二 6 2022.12.20 社会とくらし 元マルサの指揮官が語る「国税専門官」の仕事とキャリアパスのリアル。23704Views OTEMON VIEW編集部 経営学部 百嶋 計 7 2021.06.30 地域・観光 【前編】なぜ世界遺産なのか?「モノ」から「人が暮らす空間」へ。より「重層的」な価値へと拡張する世界遺産を問う。20182Views OTEMON VIEW編集部 地域創造学部 井上 典子 8 2022.05.26 IT・メディア フェイクニュース、デマツイート。止まらない拡散。その正体に迫る。20000Views OTEMON VIEW編集部 心理学部 増井 啓太 9 2021.04.02 社会とくらし 「大学広報」がNHKドラマ化。「ほぼ神崎真」が見た「大学広報」とは。19432Views OTEMON VIEW編集部 広報課 谷ノ内 識 10 2022.07.06 こころとからだ 「なつかしさ」はビタースイート。記憶心理学者とたどるメカニズムと心理的効果19107Views OTEMON VIEW編集部 心理学部 川口 潤 人気記事をもっと見る この記事をシェア! メディア・報道関係者の皆さまへ取材のお問い合わせ先 カテゴリー 社会とくらし グローバル スポーツと文化 こころとからだ IT・メディア 地域・観光 OTEMON VIEWについて サイトポリシー FOLLOW US OTEMON View © 2020 Otemon Gakuin University ホーム 人気記事 追大HP 取材のお問合せ

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